こんにちは!自分改善サポーターブログ 和華です。
これを読むといい人
- こんな人生を送るのは親のせいだと思う
- 親のせいにする人が許せない
- 親のせいにしてばかりも居られない
「親のせいだ!」は、正解!
まず、あなたの人格は、あなたの幼少期に親によって形成されました。
その親(養育者)と環境によって、今のあなたがあるのです。
親の価値観で、叱られ、褒められ、ルールを教えられます。
しかし、同時に、親の劣等感や無価値感が、子供の教育へ影響することは避けられません。親のネガティブな感情に子供が振り回されることがあるからです。
子供は、親の教育に対して、異議を唱えることができません。
だから、「受け入れる」しかありません!
それは、受け入れたくなくてもです。
「大人になって親のせいにするな」という批判
「大人になって親のせいにするな」という批判をあからさまにしてくる人が居たら、本当はその人自身が「親のせいだ」と言いたいのです。
言いたいけど、大人になったら言ってはいけないと自分の気持ちを抑圧して封じ込めていました。
にもかかわらず、あなたが簡単に言ってのけたので、癪に障るのです。
つまり、批判している人も同じ立場の人で、一番わかり合える人です。
でも、批判している人は自分を律して頑張ってきた人です。
「親のせいにしてはいけない!」と、ずっと言いたくても我慢し、それを糧に生きてきたのかもしれません。
だから、『親のせいにして甘えるな!』と言いたいのです。
自らも経験し、本当の意味で理解している人なら、
→親のせいにする
→子供みたいなことを言っている
→いまだに苦しい気持ちを持ち続けてしまっている
と思いを巡らせ、『それだけ辛かったんですね』と言ってくるはずなのです。
人間は、自分への批判を他人に映し、裁くことがあります。
親に対しても、自分に対しても、未だに怒りで心が一杯なのです。
- 「親のせいだ!」と言うことが出来る人
- 「親のせいだ」と言いたいが言えない人
- 「親のせいだと言うな!子供だぞ!」と批判する人
「親のせいにしてはいけない」というなら、子供の保護責任者は誰でしょうか?
一度、人格が形成されるとそれを覆すのは容易ではありません。ですから、親は責任重大なのです。
しかし、自分が一人前になるまで待っていたら、子供を授かる環境が遠のいてしまう可能性があります。
子供を育てながら、自分も親として育つことを目指しましょう。
そのためには、子供を「ひとりの人間」として扱うことです。
解決策。では、どうすれば?
現状から始めるなら、親を客観的に見ることから始めましょう。
親は、親自身がその親から教わったことを参考に教え育てているだけなのです。
それは、良いも悪いもです。
つまり親から与えられたことしか、子供に与えられないということです。
ですから、親も人の子であり、完璧ではありません。
親も人間なのです。
どんな親でも子供に人生を教えられるかどうかの自信を持って結婚した訳ではないと思います。きっと、何とかなるだろうと思っていただけでした。
あなたが今、苦しんでいる分、親も子供の時に苦しんだ可能性があり、親の劣等感や無価値感がそのまま子供の教育に影響している可能性があります。
ですから、このままこの親に何かを教えてもらおうとするのは難しいです。
だったら、親から卒業し、あなたは大人になったので、別な方法で人生や自分を学んでください。
1,親の理想像に近い年長者を探す
・その人に褒められるよう頑張り、その人を目標にする
「尊敬できる」「憧れる」でも良いです。
人間が一生のうちに教わる相手は、何も親だけではありません。
先生や上司をはじめ、習い事の師匠や監督、親戚の叔父や叔母や祖父母、芸能界やスポーツ選手。
また、同じ境遇の人や体験談なども参考にすることも出来ます。
あなたに人生を教えてくれる人は、たくさんいるのを忘れないでください。
ただ、見つけられても、親を投影してしまって、相手に迷惑をかけてしまう可能性もありますから、細心の注意をしてください。
例えば、わがままを言ったり、感情で困らせたり、他の人と自分に対しての接し方を嫉妬するなど、親への感情同然で相手を見てしまうなどの依存心に気を付けましょう。
そこは、あくまでも「尊敬できる人(もしくは上司・先生)」であり、一線を越えてはなりません。
「見つけよう!」と前向きな意欲を持つこと。
「見つかる!?」と疑う心があるなら、見つかりません。
2.欲求を叶えるために頑張る
その尊敬できる人と現在の両親を比べて考えてみることも必要です。
それは、両親の強さと弱さを知るようなものです。
それをありのままに受け止めてください。何を感じるでしょうか?
しかし、自分が自分の理想通り受け止めきれない場合は、ストレスで苦しくなると思います。
でもその時、自分で自分を理想通りに変えることへの難しさが分かれば、今更、親に変わってもらおうとは思わなくなってきます。
そうなれば、あなたは親に対する欲求への執着心が少しずつ解けていくのがわかるでしょう。
そして、自分を許し救うことが出来たら、親に対する見方が変わってくるのです。
もうちょっと背中を押すよ!
大人になって「親のせい」にすることは、子供じみたことです。
いいえ、子供です。
心の中には、子供のままな部分が残ってます。
しかし、子供は親に依存出来るときに依存し、そして依存出来たことに満足して、自立していきます。
つまり、愛され、受け入れられて初めて、子供は成長するのです。
例えば、抱っこして欲しいのに、親が「甘えさせてはいけない」と拒否すれば、子供は親への欲求が残ってしまいます。
「抱っこして!」という欲求は、別な言い方をすれば、親との信頼関係を結びたい気持ちや受け入れられているかどうかの確認作業のようなものも含まれているのです。
子供が中学や高校になっても、「抱っこ!抱っこ!」いう訳ではないのです。
して欲しい時に、して欲しい要求が通るかどうかなのです。
要求が通らなければ、子供の欲求は残り続けます。
大人になって、その気持ちを封じ込めても、残り続けるのが「欲求」なのです。
そして、残ってしまった「欲求」がある大人のあなたは、「抱っこ」以外の要求に取って代わります。
それが、「親のせい」という憎しみや悲しみ、そして怒りなのです。