苦手は克服しなくていい

こんにちは!自分改善サポーターブログ 和華です。

これを読むといい人

  • 人に言われたことをすごく気にしてしまう
  • 引っ込み思案で人と仲良く出来にくい
  • 人見知りで自己主張が苦手

『克服しなければならない』と思っていませんか?

苦手や出来ないことについて、自分に期待的要求を突き付けてしまっているなら、止めた方が良いです。

それで、心身ともに疲れてしまい、仕事や生活に支障が出来るなら、なおさらです。

また、本来なら、苦手なモノは遠ざけ、得意なモノを伸ばそうとします。

しかし、得意なモノを遠ざけ、苦手なモノを克服しようとするなら、本来の流れとは違います。

それは、他人を気にして、いつもビクビク怯えたり、気を張ったりするなら、過去に受けたトラウマのようなものが影響して、なかなか改善されない可能性があるからです。

そもそも、大人の年齢で頑張ったとしても、子供の頃に判断してしまっているので、うまく行きません。

ですから、子供の頃に根付いたものは、そう簡単に改めることが出来ないのです。

親に褒められた経験がない

あなたは過去に、親から厳しくしつけられていませんでしたか?

つまり、一向に改善されないなら、幼少期に親から厳しい非難や否定・比較を受けた可能性があります。

下記が当てはまりますか?

  • なぜ、これが出来ないの!
  • 頑張りが足りないんだ!
  • だからお前はダメなんだ!
  • お兄ちゃん(他兄弟・姉妹)は出来るのに!
  • 今日、先生に怒られたわ!ママ恥ずかしくって困ったわ!

必要以上に「人に言われたことを気にしてしまう」のは、過去に出来ないことを責められたからです。

だから、人の顔色を気にして、引っ込み思案になり、人に対する恐怖心が生まれるのです。

しかも、人格形成の幼少期に、このような否定を受ければ、親に褒められたい、認められたい子供にとっては、うまく出来ない自分の状況に罪悪感が残ります。

自分は責められるに違いない

あなたが自分を責めれば、当然のように人から責められる人生を歩くでしょう。

それは、あなたの心深くに「自分は責められる」という観念があるからです。

観念は、心の奥深くに刻まれた「きっとそうに違いない」という断定的な気持ちです。

あなたが怒られて、咎め続けられたのはなんですか?

この段階で、あなたが自分で人生を選んでいるのではなく、過去の親から育てられた自分への観念を元に人生を選んでいるのです。

その経験が、時には仕事や人生に現れます。

例えば、

  • ブラック企業に入ってしまう
  • 直属の上司や先輩が、親のように自分を叱り付け、非難する
  • 異性との交際する中で、親のような非難してくる人と付き合ってしまう
あなたが思っている自分への非難が、そのままそっくり現実なるのです。

特に、ブラック企業に就職してしまうことは典型です。

今のあなたの人生は、「自分は責められる」という観念が無意識で働き、自らがそこに行ってしまいます。

ですから、幼少期に負った深い非難の嵐は、克服できなかった自分に向かいます。

だから、今度はあなたが自分を責める人生になるのです。

親から認められなかったのは、自分が悪いからだと思うことで、人生を先に進ませるのです。

そう思わないと生きていけないからです。

解決策。では、どうすれば?

これは、あなたが過去に受けた痛みの再現です。

なぜ、再現が未だに起きるかと言えば、心の奥深いところに観念があると、それが解放されるべく表に出るのです。

つまり、あなたは未だに親から非難されたことで苦しんでいるのです。

抑圧が起こるのは、苦しいのに「苦しい」と言えず、我慢に我慢を重ねると生じます。

自分を偽った挙句、今度はその偽りで、自分が翻弄されているのです。

親から非難をされ続けて、「引っ込み思案や気にしい、人見知りになったかも・・・」と自覚があるなら、そうです。

ですから、『苦手なモノは遠ざけ、得意なモノを伸ばす』ことに専念してください。

得意の中に、苦手なモノがあるなら、そこは人に助けしてもらいましょう。

得意を伸ばしている最中の難しいことは、きっと楽しく、出来たことへの満足感があります。

苦手を克服するために、握り締めたその手を放してください。

もうちょっと背中を押すよ!

親があなたを叱るのは、あなたがダメだからではなく、親として叱らなければいけないと感じている可能性もあります。

その方法でしか、教わらなかったら、そのように教えるのです。
教わる人間で、いくらでも人間は変わることが出来ます。

今からでも遅くはありません。

あなたが変われば、あなたの環境も変わってきます。

あなたがあなたを教育して行きましょう。
あなたは、親からどう認められ、褒められたかったですか?

自分が理想の自分になっていく時に、あなたも自分を認め、褒めてみましょう。