こんにちは!自分改善サポーターブログ 和華です。
これを読むといい人
- 断るのが苦手
- 嫌なことを嫌と言えない
- 断れない人、どうして?
諦めることで人生を過ごしてきた
あなたは、幼少期。
例え「嫌だな」と思っても、断ることが出来ず我慢し続ける状況にあったかも知れません。
幼少期は、親の管理下にあり、「これをしなさい」と言われれば、良く考えることもなく、「やれ」と言われたからやっている状況があったはずです。
それでも、自我が芽生えてきます。
そこに、
・我慢し続ける何か
・押し付けられた何か
・嫌、出来ない、無理と言えない何か
そして、
・親を拒否すれば、親から拒否される
(嫌われる、捨てられる、認めてもらえない、愛されない)
このような、自分の意思が無視される状況が続いた場合、断ることが怖くなってしまうのです。
それは、犠牲です。
そして、いつ自分の意思が通るかは、幼少期の自分には遠い先の未来であり、耐えられないもどかしさは「諦め」、そして、自分の意思というものを「なかった事」として人生を生きていくのです。
人の欲求には、大きく2つのパターンがある
当然ながら、
「してほしい欲求」と「して欲しくない欲求」です。
欲求を満たして貰いたいのは、親です。
それは、自分がありのままに愛されたいと思うからこそ、一番愛されたい親にそれを求めます。
自分「○○したい!」
親「そうね、○○したいね。」
自分「○○は嫌!」
親「そうね、嫌だよね。」
承認欲求は、自分が自分として生きていくために必要な存在意義に変わります。
もちろん、親は生きていくことに必要なルールや躾を教えなければならず、時には子供の要求を呑むわけにはいかない場も多々あります。
子供はどこまでが「ダメ」で、どこまでが「良い」のかが分かれば、段々と成長していくにつれ、理解と判断がついてくるのです。
しかし、自分の要求が何に一つ通らなければ、親に自分の欲求は叶えて貰えないと判断します。
嫌だと言ったら、怒られた、無視された、言える状況・雰囲気ではなかったのです。
特に「怒られた、無視された」という反応は、子供にとって「嫌われた」も同然という解釈になるはずです。
だからこそ、断れない→断らない状況が生まれます。
そのような状況は、幼少期のだけでしょと思うかも知れませんが、それには「人格形成」の時期に当てはまったり、親から嫌われたくなくて、服従を余儀なくされた場合もあるでしょう。
それは、大人まで残ります。
欲求は、満たされてはじめて、解消されます。解消されないことは不満として、いつまでも心に残り、自立を阻みます。
あなたは、何を断れませんか?
あなたの断れない状況や観念は、現実の生活をも脅かします。
他人から
- お金を貸してくれと頼まれる
- 自分の仕事を契約以上に押し付けられる
- 知り合いや立場上断りにくい相手からの暴言や見下し
つまり、まわりに「都合のいい人」という扱いをされる。
もしくは、自分が自分に断れない(諦める)。
- なんでも人に合わせる
- 争うぐらいなら、自分が我慢すればいいと思う
- 嫌われることが怖い
- 反論・反発・自己主張のやり方がわからない
つまり最初は、まあこのくらいならと我慢してやれても、徐々にストレスが溜まってきて、疲弊しながらやっていく可能性もあります。
自分の欲求が通らないことを諦めることは、「判断するべき時に、判断できない」状況を生み続けてしまうことなのです。
人格形成の時に、判断力が養われないと自分で考える能力さえ育たちません。
そうなれば、判断力がついていないので、安易にお金を貸してしまったり、仕事をし過ぎて体を壊したりしてします。
また、「嫌だ・出来ない・無理」とは、薄々気が付いているけれども、言える自信がありません。
判断力がついてない場合、あなたは「それが相手の責任」なのか、「自分の責任なのか」がわからないのです。
だから、判断がつかなくて、悩み、落ち込み、体を悪くするくらい精神的に追い込まれます。
何でも自分で決められず、人に聞いてばかり居れば、結局自分が何がしたかったのか?分からなくなってしまうでしょう。
小さな違和感を見逃さない
この断れない出来事は、必ず「雪だるま式」に大きくなります。
それは、神様から「断りなさい!」というお達しだと思ってください。
最初は小さな出来事でした。
でも、それを今度はあなたがそれを無視したのです。
もしくは、見ないように、気づかないふりをしたのかも知れません。
しかし、このような状況を続けていくことは出来ません。
なぜなら、人生は「自己実現」を促しているからです。
あなたが、どう親から育てられようとも、あなたとして生きていくべきだから、このような問題が起こるのです。
解決策。では、どうすれば?
これを乗り越えてください。
大人になったからには、自分の人生を取り戻しましょう。
- お金を貸してくれと頼まれる
それは無理ですと断りましょう。そして、逃げてください。電話なら切っても大丈夫です。
- 自分の仕事を契約以上に押し付けられる
契約書などを持参し、雇い主に説明を求めるか、その分の追加契約をして給料分を話し合ってください。
契約以上のことをやりたくなければ、給料の問題ではなく、「出来ません」「聞いてません」と断ってください
- 知り合いや立場上断りにくい相手からの暴言や見下し
親だから、友達だから、親友だから、仲間だから、義理の両親だから、上司だから、先輩だから、ママ友だから、ご近所さんだから、・・・・。
上げたらキリがないです。
境界線を考えましょう。
それは、「言われたくない」ことも一緒です。
相手が誰だろうが、あなたを苦しめたり、貶めたりすることを言われることは許されません。
時には強く、はっきりと、大きな声で言う必要もあるかもしれません。
「止めてください」「これ以上は出来ません」「もう来ないでください」「言われたくありません」
その他のポイントや注意点
〇境界線がわからなければ、一つ一つ勉強していくしかないです。(専門家、専門書籍、ネット検索、Q&Aに質問など)
また、同じように断れない人の話を聞いた体験談も見つけてみましょう。
ヒントや結果をたくさん知れる場合があります。
〇状況が会社や習い事、何かの集まりなら、そこから立ち去る勇気を持ってみましょう。(手順を踏む必要はありますが)
「退職」「転職」「脱退」「退会」「終了」「停止」「契約破棄」「離婚」
〇もし、あなたの気持ちを考えてくれ、まず相談のスタンスを取り、気を使っている人にはこの限りではありません。
話を聞いて、理解できることと理解できないところを相手との対話の中で吟味しつつ、判断してみましょう。
必要なら、時間をもらいましょう。「考えてみます。お待ちいただけますか?」
〇落ち着いて考え、どこまでなら良くて、どこまでなら悪いのか。
「辛いな」「キツイな」「めんどくさいな」「能力以上だな・・・」「嫌だな」の境界線を見つける。
もうちょっと背中を押すよ!
「断る」「受け入れる」は大変難しいです。
自分の本心とは違うなと思えば、断っていい。
「断っていい!」と決断すると、断りたいことが増える場合があります。
でもそれは、あなたが自分の本心に目覚めたからであり、見逃さないで一つ一つ対応していきましょう。
そうすることで、バランスや対応策が見えてきます。
経験をしないと見えてこないことは、たくさんあります。
この経験で、色んな事が理解して来ると、もうあなたは生きやすい人生を送っているかもしれません。